Beats Studio Wireless のイヤーパッドが加水分解
Beats Studio Wireless を2014年7月にアップルストア渋谷で購入しました。
これまで2年以上も毎日毎日ワイヤレスでイイ音を聞かせてくれているBeats Studio Wirelessですが、ついにイヤーパッドが加水分解されボロボロになってきました。Beats Studio Wireless装着するたびに加水分解されたボロボロの人工造皮のカスが耳の周辺にこびりつくわ、イヤーパッドのスポンジもヘナヘナしちゃって装着感がパッとしない、言うなれば最悪の状態。
Beats Studio Wireless の修理費用がバカ高額
アップルストアで修理しようとググってみると、イヤーパッドの破損でも修理ではなく本体交換となり修理費は¥23,400-となる模様。もうちょいマネーを足せば新品買えちゃううお!?よし!ここは富士山から飛び降りる覚悟で(この表現センスないとつくづく思う)Beats Studio Wirelessのイヤーパッドを自力で交換したぞ。
加水分解したイヤーパッドはこんなにボロボロになる
加水分解する原因は、皮脂や髪の汚れやシャンプー・リンスなどの油や、さまざまな水分(空気中の水分も!)です。これら水分の影響を受け、人工造皮の成分が年月とともに分解されてしまいボロボロになってしまいます。
ボロボロになってしまった人工造皮のカスが耳周辺にくっついてしまう最悪の状態。
コレがBeats Studio Wireless交換用イヤーパッド!
これがAmazonで売っている、Beats Studio Wirelessの交換用イヤーパッドです。定価¥37,800 (税別)なBeats Studio Wirelessの交換用イヤーパッドが¥1,713-であるとは。良くも悪くも「Beatsは高級品」という固定概念が吹っ飛ばされました。
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裏面。バーコードラベルと製品名等のラベルが貼ってある。
バーコードラベルは「このラベルはきれいにはがせます」な注意書き付。
外箱から中箱を引き出す。透明フィルムの窓になっていて中身が見える。
コレ、中身見えなくても良くね?
内包物一覧。イヤーパッドx2、3Mの両面テープ予備x2、イヤーカップからイヤーパッドを剥がす黄色いヘラx1、これらがチャック付ナイロンポケットに入っています。
いよいよイヤーパッドの交換
障子紙ですね。障子紙を取り替える時、バリバリと障子紙を破きまくる、あの感覚。
新しいモノに交換できるんだから、古く破損してしまったモノでとことん楽しむ。
この作業はワクワク感が止まりませんね。
もう、ベリベリいく。ベリべりベリ。
カタカナだかひらがなだかわからんが、ベリベリする。
反対側のイヤーカップは、黄色いヘラを挟んで丁寧に作業してみる。
このプラスチック部分は強力な両面テープでくっついているので、黄色いヘラで慎重にゆっくりと両面テープをベリベリしていく。ゆっくり作業すれば恐れることは何もない。
ジャーン!イヤーカップからイヤーパッド全てを撤去完了。
約40,000円の超高級ヘッドフォンが丸裸。
イヤーカップ内部が見える。振動板とコイル。周囲の白く見える丸はネジ。ネジの近くにイヤーカップの位置調整用の突起が2カ所設定されている。
新品のイヤーパッドを装着するぞ
新品のイヤーパッドの裏面。3Mの両面テープ。テープが細いので裏紙をうまく剥がす慎重さが必要。ちなみに両面テープの丸い穴はネジ穴位置および位置調整用の突起とリンクする。
3Mの両面テープを慎重に剥がしきった図。なんか黒くてカッコ良くね。このネジ穴と位置調整用突起の位置を見定めて、丸裸のイヤーカップに新品のイヤーパッドを貼り合わせる。イメージはカプッって感じ。
3Mの両面テープの粘着力は弱くないが強くもないので、貼り合わせたイヤーパッドの両面テープあたりの位置を押す押す押す。イヤーカップとイヤーパッドが貼り合わさるようズッとギュッとグリーッと押す。慎重に根気良く耐え忍んで押す。押忍。
位置調整用突起に合わせて貼り付ければ、イヤーパッド下部にある人工造皮の継ぎ目がヘッドフォンの下側になる。この位置が正解。
イヤーカップとイヤーパッドはしっかりと押し込んで貼り合わせないとダメ。すぐにイヤーパッドが剥がれ落ちてしまう。3Mの両面テープが細いので接着面積が少ないのが原因だろう。一応予備のテープは付いているのでひと安心を。
新品同様に生まれ変わった、My Beats Studio Wireless。
Beats Studio Wirelessの装着感が劇的に改善
新しいイヤーパッドは人工造皮もスポンジも程よく硬くしっかりとしているので、装着感が劇的に改善した。初めてBeats Studio Wirelessを装着した時の軽さやフィット感を改めて感じられる。「イヤーパッドが加水分解」というキッカケがあってイヤーパッド交換という経験ができたけれど、単純にイヤーパッドの装着感がゆるくなってきたら交換も「あり」でしょう。
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