土屋鞄製造所でムスメに伝えたかった大切なコト

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先日、ムスメのランドセルをオーダーしに「土屋鞄製造所」に行ってきました。実質3時間選びに選び抜いた結果、とても素晴らしいランドセルを買うコトができました。

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鞄の熟練職人が作る革鞄の工房、土屋鞄製造所 WEB本店

最初、ムスメは「A4ファイルが入る”かるすぽ”がイイ」と言っていたので、イオンモールむさし村山ミューに行きました。ランドセルの購入時期は8月〜10月らしく、12月に買いに行ったところで、ランドセルコーナーは縮小していて、売れ筋人気色の在庫はなく、さらに担当の店員さんは全く売る気がありません。スミレ色が欲しかったのですが実店舗の在庫はないのでWebで見てみると在庫あり。売れ筋人気色も在庫あり。イオンのランドセルはWebで買うのがオススメです。

イオンのランドセル2011年|イオンのランドセル|イオンのオンラインショッピング

しかし、ムスメ本人は「スミレ色は飽きちゃうんじゃないか」と、悩んでいる様子。イオンはWebには在庫がある。まだ間に合う。

6年間大切な思い出と一緒を詰め込むランドセル。父親としてはイオンのランドセルは納得がいかないと家族に話しました。いいモノを使って欲しいと話しました。実はカミさんも同じ意見でした。ムスメに話すと理解してくれて「イイの探そう」と言ってくれました。それで土屋鞄製造所にいくコトになりました。

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1965年、小さな町の小さな工房で、ランドセル作りからスタートした土屋鞄製造所。足立区西新井大師にある本店は工房併設。店舗奥から自由に見学できる工房では、キャメル色のランドセルをベテランの職人と若手の職人が楽しく手作りしていました。工房内の床はフローリング。職人さん達は座って作業していました。柱がない工房は一目ですべてを見渡せるので、とても広く感じました。工房の写真は、一生懸命手作りしている職人さんに申し訳ない気がして撮りませんでした。

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最初はあれだこれだと色とツヤだけでランドセルを選んでいましたが、気持ちが浮ついているようなので、落ち着かせるために休憩がてら工房を見学するコトにしました。ランドセルを手作りしているのを間近で見たムスメはちょっと感動に近い感情なのか、静かに喜んでいました。そのあとジックリ3時間ほどパパやママや店員さんにいろいろ聞きながら、自分のランドセルを思う存分好きなだけ選んでいました。

イオンでは色だけで選んでいましたが、工房を見たコトによって作り方やディテールに興味が出たようで、素材や金物、収納部分のジッパーやステッチなど、ムスメなりにいろいろ考えて選んでいました。最終候補に選んだのが3点。牛皮の赤(つや消し)、クラリーノの赤(つや消し)、そして、コードバンの赤(ツヤ有り)。見事にレッドばかり選んできました。ムスメなりにいろいろ考えたのでしょう。よくがんばった。

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ランドセルにコードバンは流石に趣旨がズレてると感じたので「ゴメンネ」とムスメにあやまりました。「じゃあクラリーノ」と言うムスメ。なぜクラリーノかと聞くと「お金がたくさんかかるから」と、涙腺が緩むようなコト言うので「予算はあるから好きなランドセルを選んでイイよ。でもコードバンはナシな。」って話すと嬉しそうに牛皮のツヤなしを2つ持ってきました。よく見ると背中に当たる部分と中地が、白とピンクの2種類。両方買ってやりたい親バカな気持ちを封じ込め、どちらか選ぶように促しました。「…飽きちゃうかもしれないから、飽きたら買ってくれる」と。なんだか寂しいこと言うので、良い道具は飽きないことを教えてあげました。ムスメは気持ちに整理がついたようで、清々しい笑顔で「牛皮のツヤなしレッド」を選びました。

今回はすべてをムスメの考えに委ねてみようと思いました。自分で見て触って調べて考えて、ヒントをもらって悩んで納得いく選択をする。小学生になると世界が全く変わります。勉強だって人間関係だって、自分で判断しなければいけない状況が数多くやってきます。そこで、何かを判断する時に何をどう考えどう選択すればイイのかと言うコトを教えておこうと思ったわけです。

たかが、ランドセルの購入でしたが、ムスメは自分の選択に満足したようで、晴れやかなスッキリした笑顔で店舗を後にするコトができました。素敵な体験をさせてくれた土屋鞄製造所さん。いいモノを手に入れるコトができました。ありがとうございました。

鞄の熟練職人が作る革鞄の工房、土屋鞄製造所 WEB本店

土屋鞄製造所 楽天店

6歳のムスメが3時間かけて選んだ。土屋鞄製造所のランドセルレビュー
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