こんにちわ@kamizです。
先日新しいMacBook Pro 15インチ Mid2015が発売されましたねー。
新しいMacBook発売から約1か月。どれだけMacBookを買おうと思ったことか。
買ったつもりになりたくて、アップルオンラインストアで”カートに追加”をポチポチしてて、あやうくMacBook Pro 13インチ Early2015をポチりそうになる寸前、「なんか水曜日に15インチ出るらしいよ」なんて情報がネットを駆け巡りました。
で、出たんですよ、その水曜日に。新しいMacBook Pro 15インチが。
もぅ、歓喜冷めやらぬ勢いで新しいMacBook Pro 15インチ Mid2015を速攻ポチっちゃいました。
今回は、ようやくボクの手元に到着した「新しいMacBook Pro 15インチ Mid2015」のレビューです。驚愕の完成度を誇る最高のポータブルMacをとくとご覧あれ。(この記事10,000文字くらいあります^^)
※MacBook Pro 2016のレビュー記事はこちら↓↓↓
好的!MacBook Pro 2016 TouchBarモデル15インチレビュー
https://smiley-jp.com/2017/04/macbookpro2016.html
顕著なテクノロジーの進歩とその反動
ボクのメインマシン(1台しか持ってないけどね)はMacBooK Pro 15インチ Early2011。1,680×1, 050高解像度非光沢ディスプレイでベゼル色がシルバーのディスプレイのモデルです。当時は22万円程度でしたね。
購入したのが2011年3月なので4年半程度使っています。
進歩するテクノロジーの差は4年半も経つと顕著です。
・USB2.0で外付けHDDの書き込みが遅いと感じるレベル。
・Bluetoothが古くてAirDropが使えないのがモッタイナイ。
・メモリ8GBはSafari,Parallels(Win8.1),Chromeで7.98GB。カッツカツ。
いまさらメモリを16GBに増設する予算を確保するなら、新しいMacBook Pro 15インチ待ちだなと、首を長めにしてお待ち申しておりました。
次のモデルが出たら買うと決めていた
初MacはPowerBook G4(2004)
1台目はPowerBook G4(2004)15インチ・1.5GHz・メモリ1G。
初Macで大喜び。同時にこのブログ開始。これがもう11年前。
2台目はMacBook白(2006)
2台目はMacBook白(2006)13インチ・1.83GHz・メモリ512MB。
初Parallelsでグリングリン大喜び。メモリ2Gに増設したり。
HDDは故障しやすかったなー。懐かしいす。
3台目はiMac(2009)
3台目はiMac(2009)21.5インチ・C2D 3.06GHz・4GB。
初デスクトップでした。使いやすかったけど作業場所が固定されちゃうのがね。
4台目はMacBook白(2009)
4台目はMacBook白(2009)13インチ・C2D 2.26GHz・2GB。
メインマシンとサブマシンの2台体制のMacとなりました。この頃はiPhone 3GSを使ってました。あのラウンド感、手にしっくりと持ちやすかったんですよね。
5台目はMacBook Pro 15インチ(Early2011)
5台目はMacBook Pro 15インチ(Early2011)Core i7 2.0GHz・4GB。
先日までメインマシンでした。メモリは8GBに増設。SSDはCrucial MX100 512GBに換装。コレほんとに素晴らしいマシンです。Core i7の処理速度がハンパなくバリバリの現役。
MacBook Pro 15インチ(Early2011)まだまだ現役バリバリマシン。
ボクのMac遍歴などを勢い余ってまとめてしまいましたが、とにかくMacBook Pro 15インチが大好き〜ッ!なんですボク。だからHaswellだろうが、Broadwellだろうが、ユピテル(!?)だろうがウェルカム!次に15インチが出たら買うと決めていたのです。
MacBook Pro 15インチ(Mid2015)のスペック
ようやくスペックのお話。さぁ〜面白くなるぞぉ。
ディスプレイ | 2,880 x 1,800 Retinaディスプレイ IPSテクノロジー搭載15.4インチ(対角) |
---|---|
CPU | Intel(Haswell)Core i7 2.5GHz 4コア (Turbo Boost使用時最大3.7GHz) 6MB共有L3キャッシュ |
メモリ | 16GB 1,600MHz DDR3L オンボードメモリ |
ストレージ | 512GB PCIeベースフラッシュストレージ |
グラフィックス | Intel Iris Pro Graphics AMD Radeon R9 M370X(2GB GDDR5メモリ搭載) グラフィックス自動切替機能 |
デジタルビデオ出力 | Thunderboltデジタルビデオ出力 Mini DisplayPort出力に標準対応 1台の外部ディスプレイで、 最大5,120 x 2,880解像度、60Hzに対応 (AMD Radeon R9 M370X搭載モデルのみ) |
カメラ | 720p FaceTime HDカメラ |
ポート類 | MagSafe 2電源ポート Thunderbolt 2ポート(最大20Gbps)x 2 USB 3ポート(最大5Gbps)x 2 HDMIポート ヘッドフォンポート SDXCカードスロット |
ワイヤレス | 802.11ac Wi‑Fiワイヤレスネットワーク接続 IEEE 802.11a/b/g/nに対応 Bluetooth 4.0ワイヤレステクノロジー |
トラックパッド | カーソルを正確にコントロールできる、 圧力感知機能を搭載した 感圧タッチトラックパッド |
バッテリーと電源 | 最大9時間のワイヤレスインターネット閲覧 最大9時間のiTunesムービー再生 最大30日のスタンバイ時間 99.5Whリチウムポリマーバッテリー内蔵 85W MagSafe 2電源アダプタ (ケーブル巻き取り機能付き) MagSafe 2電源ポート |
OS | OS X Yosemite |
価格 | 282,800円(税別) 305,424円(税込) |
MacBook Pro 15インチ(Mid2015)は表向きなスペックだけみると、カスタムしてあるボクのMacBook Pro 15インチ(Early2011)とそれほど差異があるスペックではありません。メモリが16GBなのがドーンとスペックアップしたところ。しかし使ってみるとわかってくるこのモンスターマシンの驚愕の性能に度肝を抜かれてしまいました。
Geekbench 3でわかったウットリする処理速度!
Geekbench 3で計測した結果です。もう強烈な数字がでました。これだけの数字が出るとHaswellでも処理速度のストレスなど皆無です。速いです。Core i7 クアッドコアの性能ってすごいんですね。
シングルコアの性能はMacBook Pro 13インチ(Early2015)とそれほど変わりませんね。
SSDが驚愕のディスクスピード!
従来モデルに比べて最大2.5倍速いフラッシュストレージをDiskSpeedTestでテストしたら脅威のスピードでした。ParallelsのWindows8.1は再起動をクリックしてから再起動まで10秒程度。ファイルの書き込みも読み込みも一瞬。ファイル保存や読み込み時のストレスゼロです。こんな数字が出るとちょっと異次元ですよ。何故こんなに速いのでしょうか。
MacBook Pro 15インチ(Mid2015)に搭載されている512GBのSSDは、スループット(データ転送速度)が最大2GBps(2GB/秒)のPCI Express 3.0 x4接続です。めっちゃ速いインターフェースです。
前モデルのIntel SSD 730は、インターフェースがシリアルSATA 6Gbps(SATA 3.0)であったが、最近の高性能SSDは、シーケンシャルリードが500MB/sを超えているため、シリアルSATA 6Gbpsの最大転送速度である600MB/sがボトルネックとなり、これ以上の性能向上が見込めなくなっている。
今後は、PCI ExpressをベースとしたSATA Expressが主流になっていくと思われるが、Intel SSD 750は、ビデオカードなどのインターフェースとして幅広く使われているPCI Expressに対応することで、シリアルSATA 6Gbps対応SSDを遙かに超える性能を実現している
ASCII.jp:PCI-E接続の高速SSD「Intel SSD 750」は730より数倍速い (1/4)|最新パーツ性能チェック
上記記事はIntel SSD 730の紹介記事ですがPCI Express 3.0の概要がわかりやすいので紹介しました。
MacBook Pro(Late2013)からPCI Express接続のSSDに変更になりました。それ以前のMacBook ProのSSDはSATA接続です。
サイズと重量。持ち運びするならコレがオススメ
高さ | 1.8 cm |
---|---|
幅 | 5.89 cm |
奥行き | 24.71 cm |
重量 | 2.04 kg |
MacBook Pro 15インチは「大きい」「重い」というイメージがありますよね。でも実際に持ち運んでみると大きくて不便というシチュエーションは皆無です。事務所や出先で作業するには15インチが1台あればなんでもできる安心感の方が大きいですかね(うまいこと言ったつもり^^)
ちなみにボクはMacBook Pro 15インチの持ち運びには「グレゴリーのスケッチ22」を利用しています。
グレゴリースケッチ22 レビュー|MacBook Pro 15インチを持ち歩くためのリュック|ウケるデジモノブログ|smiley-jp
リュックサックは両腕をフリーにできるのがメリット。MacBook Pro 15インチ以外にもiPadや書類や雑誌などバンバン放り込んで持ち運べるので重宝しています。
円安で価格高騰なMacは買いにくい!?
驚愕の性能を誇るMacBook Pro 15インチ(Mid2015)は円安のおかげで価格がアップしました。2.5GHzモデルは30万円超えMac。レート120円くらいですかね。Mac買うときの円安は厳しいです。
2.2GHz | 2.5GHz |
---|---|
2.2GHz クアッドコアIntel Core i7プロセッサ |
2.5GHz クアッドコアIntel Core i7プロセッサ |
256GB PCIeベース フラッシュストレージ |
512GB PCIeベース フラッシュストレージ |
224,800円(税別) 242,784円(税込) |
282,800円(税別) 305,424円(税込) |
今回のMacBook Pro 15インチ(Mid2015)はディスクスピードだけでも買い換え要素になる程のスペックです。でも正直価格が高すぎます。30万円超えのMacを庶民がポイポイ帰るご時世ではありませんよね。でも打つ手があります。そうアップルローン金利0%キャンペーンです。
アップルローン金利0%キャンペーンは12回払いまでなら金利0%です。そしてなんと12回以上の支払回数でも、ボクがメインで利用しているクレジットカードカードの金利より低い金利なんです。
MacBook Proを見てみる【Apple Online Store】
金利0%は12回払いまでなので、30万円÷12回払い=毎月2.5万円です。毎月の固定費は削りたい方向ですが2.5万円程度なら比較的やさしい資金計画が可能でしょう。そういうボクは24回払いですけどね。
ディスプレイ表示サイズは利用するアプリで切替
MacBook ProはRetinaディスプレイが標準です。ピクセルの粒子感がなく美しいRetina表示ですが、画面解像度は1440×900です。美しいけど小さいんです。
写真やら文字を見るにはRetina表示がベストでしょう。CADやillustratorなどのクリエイティブな作業には、作業範囲が広くなる1920×1200表示がオススメ。作業によってディスプレイの解像度を変更すると捗りますよ。ボクは1920×1200がメイン解像度です。
Intel第4世代CPU「Haswell」が唯一の欠点
2015年3月、アップルは新しいMacBook発表と同時にMacBook Pro 13インチのみアップデートしました。15インチはアップデートされませんでした。今思えばIntel第5世代CPU「Broadwell」Core i7の4コア版の供給待ちだったのでしょうね。買うなら15インチと決めていたボクは13インチを見事にスルーしました。
結局Intel第5世代CPU「Broadwell」Core i7の4コア版は間に合わず、新しい15インチにはIntel第4世代CPU「Haswell」Core i7の4コア版(前モデルと変更なし)となりました。
処理能力はモンスター級なCPUなので特にこだわりはないんですが、13インチはBroadwellで15インチがHaswellというチグハグなイメージが拭えません。最新モデルなのにCPUが古いというのも30万円超えのMacを買うユーザーにしてみれば気になるところです。
感圧タッチトラックパッド(Force Touch)がスゴイ
これすごくいいです。トラックパッドを押す圧力で動作が変わる優れもの。
ためにしこんなテストをしてみましたのでご覧あれ。
かなり繊細な精度で感知できるようですよね。タッチの感度はクリックする際の圧力を調整などカスタマイズが可能。この感圧タッチのAPIも用意されており、サードパーティーから面白い機能が出てくると期待しています。
ポート類は必要最小限な構成
ポート類は少ないですがPro系なので必要最小限な構成です。
左右のポート類
・MagSafe 2電源ポート
・Thunderbolt 2ポート(最大20Gbps)x 2
・USB 3ポート(最大5Gbps)x 2
・HDMIポート
・ヘッドフォンポート
・SDXCカードスロット
外付けストレージとLightningケーブルで両サイドのUSBは、基本埋まっちゃいます。外付けディスプレイで作業すればThunderbolt 2(Mini DisplayPort兼用)かHDMIが埋まります。デジカメの写真を取り込めばSDXCが埋まり、音楽を聴く際にはヘッドフォンポートが埋まります。
電源コードはMagSafe2
Mid2015はMagSafe2。足でコードを引っ掛けても引き抜きやすいデザイン。
Early2011のMagSafe。磁石接続だけど引き抜かれにくいデザイン。
いつのまにかコードレスな文化が標準になってくのでしょうね。
アップルはこのあたりホントにうまいですよね。
モノとしてのデザインが秀逸すぎて涙ちょちょ切れる
Early2011(左)は液晶開いた状態。Mid2015(右)は液晶閉じた状態。薄い。
素晴らしい。ホント素晴らしいデザインです。ジョニー・アイヴがいるかぎり保たれるであろう至高のデザイン。これはボクがアップル製品に惹かれるイチバンの理由です。
液晶を片手で開く部分の切り込み形状が秀逸
MacBook Pro 15インチ(Early2011)の切り込み。エッジに指が引っかかる。
MacBook Pro 15インチ(Mid2015)の切り込み。スムースに指で開けられる素晴らしい角度。
MacBook Proの液晶をパカっと開く際の切り込み部分があります。ここ、液晶を開く方向に力が加わるように指が滑らかに動く面形状となっています。この角度と切り込み具合。この細部への強いこだわり。これを感じると感動します。
排気口やヒンジのデザインに泣ける
液晶下のヒンジ部分のデザインに泣けました。
ヒンジ面が斜めになっているんですが液晶が倒せる最大値になると、そのヒンジ面とキーボード面がフラットになるんです。こうすることで排気口が外気に面する面積を大きく確保できる構造です。いやいやこのヒンジと排気口のデザインはしびれました。
裏面の美しさとMac名のレーザー刻印
背面も美しい。左右に排気口、そしてMac名のレーザー刻印。MacBook Pro 15インチ(Mid2015)を使っていて視野範囲にMac名の文字は入ってこない。昔のモデルはディスプレイ下にMac名が入っていたけれど今のモデルにはない。
ベゼルの色がブラックと同様、MacBook Proで作業に集中するためのデザイン。
このおもてなし感を味わっていただきたいモノで候。
まとめ
キーボードのバックライトの色はEarly2011(左)の白色に比べMid2015(右)が若干黄色。
まとめられません(笑)とにかく最高すぎます。MacBook Proの購入を考えているあなたに、ぜひ15インチを入手していただきたい。13インチとか考え直してほしい。15インチはキーボードもRetina液晶もかなり使いやすいから。
長々とした文章でしたが、最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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