iPad歴4年目男子がオススメするiPadの選び方2014

アップル
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今日もガンガン花粉症な@kamizです。こんにちは。

新入学や新社会人、転勤、転職などで新しいコトが始まる時期ですね。
年度末の業務でのバタツキと新生活の準備で大忙しだと思います。おつかれさまです。
人間関係や環境が変わる新生活は、今までとは違う考え方や作業方法などをつくるチャンスですね。新しいPCやタブレットを購入しようと思っておられる方も少なくないと思います。

iPadの選び方01

そんな新年度に向けて新しいガジェット購入をもくろんでるお前と、新しいiPadが欲しい俺のための記事「俺とお前が知っておくべきiPadの選び方」を紹介します。

ネットでは「iPadの選び方」という記事が星の数ほどありますが、ボクは「使ったことない道具の選び方なんて実際に使ってみないとわからん」と思っています。使ったことないのに「自分がどんな使い方をしたいか」を想像するのは…なかなか難しいと思います。

今回は、iPadを初めて買おうかと考えているあなたに、分かりやすくて簡単に判断できるiPadの選び方をお話しします。

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iPadの種類はざっと4種類から選ぶ

iPadの選び方02

iPadの種類はおおまかに4種類です。9.7インチサイズが2種類、7.9インチサイズが2種類、その他、通信方式やストレージ容量などの選択肢によって、何十種類ものiPadを選ぶことが可能です。

まずは、9.7インチサイズの種類を整理してみましょう。

iPad SPEC
iPad AiriPad Retina
サイズ・重量高さ 240 mm
幅 169.5 mm
厚さ 7.5 mm
重量 469g(Wi-Fi)
重量 478g(Wi-Fi+Cellular)
高さ 241.2 mm
幅 185.7 mm
厚さ 9.4 mm
重量 652g(Wi-Fi)
重量 662g(Wi-Fi+Cellular)
ディスプレイ9.7インチ
2,048 x 1,536ピクセル
解像度 264 ppi
9.7インチ
2,048 x 1,536ピクセル
解像度 264 ppi
チップ64bit A7チップ
M7モーションコプロセッサ
クアッドコアグラフィックス搭載
デュアルコアA6X
ストレージ容量16GB / 32GB / 64GB / 128GB16GB

次に、7.9インチサイズの種類を整理してみましょう。

iPad mini SPEC
iPad mini RetinaiPad mini
サイズ・重量高さ 200 mm
幅 134.7 mm
厚さ 7.5 mm
重量 331g(Wi-Fi)
重量 341g(Wi-Fi+Cellular)
高さ 200 mm
幅 134.7 mm
厚さ 7.2 mm
重量 398g(Wi-Fi)
重量 312g(Wi-Fi+Cellular)
ディスプレイ7.9インチ
2,048 x 1,536ピクセル
解像度 326 ppi
7.9インチ
1,024 x 768ピクセル
解像度 163 ppi
チップ64bit A7チップ
M7モーションコプロセッサ
デュアルコアA5
ストレージ容量16GB / 32GB / 64GB / 128GB16GB

iPad Air、iPad mini Retinaとも、スペックは同じです。違うのは9,7インチ、7.9インチというサイズと重量だけ。それなりに大きく感じるため持ち運ぶ際にはバッグが必要です。

一方iPad miniは短辺方向を片手でまるづかみできるサイズですので、ジーンズのポケットや、ボクが愛用しているマクマードパーカのポケットにも余裕で入ります。バッグいらずで手軽に気軽に外出したいときにも便利です。

iPadだと便利にできることで選ぶ

iPadの選び方02

iPadだと便利にできることを整理してみます。
iPadの基本的な操作方法としては、MacBook Air/Proのようにデスクなど何かに置いて作業するだけでなく、手に持ってタッチスクリーンを操作することになります。つまり手に持っていられる場面であればどこでも利用可能です。

iPadは小型で持ち運びしやすく通信機能を備えたデバイス。通信できる環境があればどこでも手軽にネットやメールやマップを利用できます。このようなことをふまえ、ボクの日常的なiPadの利用状況を箇条書きしてみます。

  1. SafariやChromeを使いネットで調べもの
  2. メールやGmailの内容確認と添付書類閲覧
  3. マップで予定先へのルート確認や外出時の地図としての利用
  4. クラウドサービスやiPadに保存してある書類の閲覧
  5. 写真のビューワー
  6. Kindleやマガストアなどの電子書籍の閲覧
  7. Youtubeの閲覧

こうして見ると「何かを見る」ことが多いことが分かります。ネットやメール、写真やマップなどはリンクテキストなど選択する部分が表示されているので、自分の欲しい情報のリンクをタップすれば操作できます。リンクする部分を「コレッ」という感覚で画面をほぼ無意識にタップしていくだけで簡単に情報を入手し閲覧できる。これがタッチスクリーンを持つiPadだと便利にできることです。

iPadだと不便なことを知っておこう

iPadの選び方03

次はiPadだと不便なことを整理してみましょう。iPadのメインインターフェイスはタッチスクリーンです。スクリーンをタッチすることで情報を入手できます。情報が選択できる状況だとタッチするだけですが、自分でググる場合はテキストを入力することになります。

そのスクリーン半分を埋めるソフトキーボードで文字を入力します。例えばこんな作業するときが不便です。

  1. 文章を書くこと(文字入力が最大の弱点)
  2. エクセルやワード等の書類作成(文字入力とタッチインターフェイス手数増)

慣れれば長文のブログ記事を書くことも快適になりますが慣れるまでが煩わしい。iPadで本格的に文字入力をする場合にはBluetoothキーボードの利用をオススメします。

iOSであるiPadを選ぶ理由

iPadの選び方04

iPadの選び方のひとつとして知っておくべきことは「iOS」と「クローズドプラットフォーム」という言葉です。「iOS」はOS Xと同様、アップル製品のみで動作するモバイルOSです。

iOSはアップルによって完全にコントロールされています。他社がiOSやOS Xを動作させるデバイスを作ることはできません。このようなエコシステムをクローズドプラットフォームと言います。

一方WindowsやAndroidはオープンプラットフォームと言います。WindowsやAndroidを動作させるデバイスを各社が作ることができます。iOSとAndoroidの特徴、メリットやデメリットを比較してみます。

iOS

  1. セキュリティが比較的安心
  2. アップルだけがコントロールするOSの安定感
  3. 統一されたiOSのUI(ユーザーインターフェイス)

Andoroid

  1. セキュリティが不安
  2. 他社が独自VerのOSを提供しているため、OSが不安定
  3. UIに統一性がなく、各社のデバイスごとに操作方法が違う

ITリテラシーを多少なりとも持っている方であれば、WindowsやAndroidを利用しても支障なく使いこなせると思いますが、ITリテラシーが少ない方はiOSを利用することを声を大にしてオススメします。理由としてはiOSはアップルだけが完全にコントロールするOSなので、セキュリティの安心感、不具合時への対応のしやすさをあげることができます。

WindowsやAndroidのOSデバイスに不具合が生じた場合、ドコモショップやauに持ち込み、店員さんの指導でアレコレやってみたりIT用語が多発したりてんやわんや。で結局メーカーでの修理になります。コレ結構大変です。

一方、iOSはソフトバンクショップかお近くのアップルストアに持ち込むと、不具合状況を簡単に確認でき即座に修理か交換か判断してくれます。IT用語が飛び交うことなく「交換させていただきます。アップルストアのジーニアスに「15分程度お時間よろしいでしょうか」と言われたときの安堵感は半端ない嬉しさです。

iPadにWi-Fiモデルで十分かWi-Fi + Cellularモデルが必要か

iPadの選び方05

iPadの通信環境の種類を知っておきましょう。
Wi-FIモデルは、無線LANの環境で通信できるモデル、Wi-Fi + Cellularモデルは無線LANと3G、LTE(4G)で通信できるモデルです。通信環境の選び方はとても簡単で以下の通りです。

  1. 屋外への外出が多い人にはセルラー必須
  2. 外出時でもWi-Fiを使える場所への移動頻度が多い方はWi-FIで十分
  3. 無線LAN設置済みで自宅でのみ利用する場合はWI-FIモデルで十分

海外や国内など出張が多い方、冒険に出かけたい方、野宿が好きな方、いつでもネットにつながっていないと安心できない方はWi-Fi + Cellularモデルが必須です。iPhoneもiPadもLTE通信可能というネット依存なボクの通信費は毎月30,000円以上となっています。

スタバやマクドナルド等のカフェ、ホテル、飲食店でも無線LAN導店舗が多いので、屋内で作業されることが多い方はWi-FIモデルで十分対応できると思っています。どうしてもLTEで通信したい場合はiPhoneなどのスマホでテザリングすることも可能です。

基本的にはWi-Fiモデルを選択すると良いでしょう。

iPadのストレージ容量の簡単な選び方

iPadの選び方06

ストレージ容量の選び方は割と簡単です。iPadだと便利な用途は「閲覧などのインプット系」不便なのは「文章作成などのアウトプット系」です。iPadを使っているうちに自然と用途が明確になってきます。多くの方は閲覧するデバイスとして利用しています。

写真や資料やアプリ、音楽やビデオなど、すべての情報を保存しておきたいあなたはは128GBを選択するべきです。これらのデータは気がつけば大容量になっているものです。できるだけ大容量のストレージを選びましょう。

ネットやメールの利用だけ。と決め込んでいるあなたは16GBで良いです。16GBといってもユーザーが利用できる容量は12〜13GB程度になってしまいますので、音楽やアプリなどダウンロードするとすぐに容量不足になってしまいます。16GBはiPadの利用範囲を制限してしまうので、ネットとメール程度の利用にとどめておくことが必要です。

いちばん簡単なのは、あなたの普段の行動範囲のなかで自分が必要だと考えるiPadの通信手段からストレージ容量を判断する選び方です。Wi-FiモデルとWi-FI + Cellularモデルでは利用するストレージ容量は異なると知っておきたいです。

Wi-Fiモデルを選びたい場合

通信環境がWi-Fiのみだといつもネットに接続できないため、必要な情報はiPadに保存しておくことがベストです。クラウドサービスに保存してある情報の閲覧にはWi-FIが利用できる場所に移動する必要があります。

現在はWi-Fiサービスを提供している場所は増えているのでさほど支障はないと思いますが、いざというときのためにもWi-Fiモデルを選びたい場合は、大きいストレージ容量を選ぶことをオススメします。

Wi-FIモデルを自宅でのみ利用する場合は、ネットワーク上の共有ストレージにアクセスし資料を閲覧する環境を構築すれば16GBを選ぶのもアリです。バッグに多少のゆとりがあればWi-Fi搭載ストレージを持ち運ぶのも良いでしょう。

Wi-Fiモデルを選ぶ場合はストレージ容量を多く確保しましょう。

Wi-Fi + Cellularモデルを選びたい場合

常時いつでもどこでもネット接続できる通信環境であるWi-Fi + Cellularモデルを選びたい場合、書類の保管場所はiPadはもちろんクラウドサービスも利用できます。

Cellularの接続費やクラウドサービス費などの維持費が発生するのがネックですが、常時ネット接続環境はとても便利です。iPad miniを選ぶ場合は、魅力ある携帯性を生かせるようWi-Fi + Cellularモデルを超推奨します。

最後に

iPadの選び方07

最後に、お話ししてきたiPadの選び方をまとめていきます。
iPadの選び方の基本としては「何ができるか」というよりも、長々とお話ししてきた内容を思い出しつつ「自分は何をしたいか」を中心にして考えると良いです。

もしかしたらあなたに必要なのはMacBook AirかもしれないしMacBook Proなのかもしれません。iPadブロガーなボクはiPad miniでもソフトウェアキーボードのみも快適で文章を作成できますが、「絶対iPadで文章を書いてやる」という「負けるもんか感」みたいなテンションで意地を張っている感もあります。つまりあなたが「文章を書くこと」をしたい場合、iPadではなくMacBook Air/Proが最適な選択肢と言えます。

iPadで便利にできることは、MacBook Air/Proでも快適にできます。
MacBook Air/Proで自然にできることをiPadでやると不便です。

2013年5月に書いた記事です。
iPad選びで迷わないiPad歴3年男子が伝えるiPadの選び方
こちらの記事も読んでいただくとiPadの選び方がより鮮明になると思います。

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