とんかつ!とんかつ!とんかつです!寝ても覚めてもとんかつのことで頭がいっぱいな@kamizです。こんにちは。
この夏は日照時間が短いようでなかなかカラッとしない天気が続いていますよね。みなさん体調うるわしゅう?こんなときは気持ちも体調もカラッとしたい!体力つける食事もカラッといきたい。そんな時何が食べたいかとリトル@kamizに聞いてみたんです。
ソンナトキハ、とんかつ、DAYONE~。
さすがリトル@kamizです。こんなジメジメで暑い夏こそ「とんかつ」であると。
とんかつって、松乃家とかファミレスなどのチェーン店でしか食べる機会がないものだと思い込んでいた料理。天ぷら屋さんやお蕎麦屋さんと同様、敷居が高いイメージが先行していてお店を探そうとは考えたことがなかった。我ながら盲点。我ながら目から鱗。
早速ググって見つけました。地元府中市にとても美味しそうなとんかつ屋さんがありました。その名も「とんかつキッチンたぐ。「えええ!そんな場所にとんかつ屋さんがあったノォ!」かなりよく通る道に面しているお店でビックリ失礼ながら今まで全く気づかなかったです。「とんかつ」というキーワードが頭にあったからこそ視界が広がった。お店を知ることができた。世界はまだまだ素晴らしい。
とっても地味な店構え。とんかつ屋さんだと気付きにくい佇まい。
だがその扉を開けた途端、小料理屋のような和風綺麗な空間が広がっていました。カウンター席、テーブル席はもちろん、奥にはお座敷席まである。お店の店構えからは想像できない見事な店内。
カウンター席に案内していただき、おもむろに座ると、後ろにはマンガがびっしりと詰まった本棚。カウンター席後ろのミニコンポが設置されている棚の中はCDがぎっしり。それは全て、さだまさし。店内のBGMはもちろん、さだまさし。きっとさだまさしの全てのCDが納められているんだろうな。そしてBGMはさだOnlyなんだろうな。
カウンターのメニュー表は1冊のとんかつ標本の如く素晴らしいメニューで、このお店はもしかする可能性が高く、ランチでは面白くないと判断。おもむろに厚切りロースカツ定食(ロース肉150g+豚汁+ご飯大盛り)をチョイス!カウンター奥のキッチンでジョワジョワと厚切りロース肉をご主人が揚げてくれている。
BGMはさだまさし。音量は超小さいのでご主人はさだの音楽は聞こえていないだろう。その音量でもさだを聴かせたい。さだでとんかつを食してほしい。そんなご主人の想いを感じられる音量。それもさだの音量なのかもしれない。いや其れこそが、さだ、なのだろう。
どーん!厚切りロースカツ定食!
どうですか!この見事なキツネ色に揚がったとんかつ!エメラルドグリーンな色彩を持つ美しいキャベツ!そしてそれらを色と刺激で支える黄金のマスタードソース!三位一体となった素晴らしいとんかつです!美味しいであろう肉を見ると”生”という欲望が湧き出てきますよね。ねっ。
ごはんは山形県の農家さんから直送されるコシヒカリ。お味噌の風味が抜群な豚汁。
お肉はさわやかな甘みでさっぱりとした口当たりのアメリカンポーク。
この厚切りロースカツは薄いピンク色で厚さが2.5cm〜3cmもある極太ポーク。その極太ポークと隙間なくピッタリ一体化している衣はかなり薄い2mm〜3mm程度。サックサクでふんわりとパンの風味が感じられる衣。そして揚げ油はさっぱりした口当たりで食べ終えた後もお腹がもたれません。
薄めなサックサクの衣をまとった厚切りロースカツに、中濃ソースをたっぷりかけて頬張ります。爽やかな甘みでジューシーなやわらかいお肉。シャッキシャキのキャベツとの相性が抜群。そしてこのマスタード。ただのマスタードじゃない模様。気持ち白みがかっているマスタードソースは滑らかで刺激・辛さが控えめ。やさしい甘みのロースカツによく合う。ベストマッチ。とても美味しいマスタードソースです。もしかして濾したじゃがいも混ぜてるのかなぁ。とにかくおいしいマスタードソースです。
マスタードとソースをたっぷりかけた厚切りロースカツと、シャッキシャキのキャベツ、甘くふんわりとやわらかいお米
を同時に頬張る。脇の豚汁を加え、味わい尽くし胃袋に流し込む。素晴らしい。世界はなんて素晴らしいんだろう。とんかつ。明日もまた生きよう。
とんかつキッチンたぐ
所在地:東京都府中市美好町1-38-2井上荘103
営業時間:11:00~14:30、17:00~21:00
定休日:木曜日
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