梅雨です。こうじめじめしてるとテンションも下がって作業効率が上がりませんね。
もっと気分良く爽やかにテンション上げて効率よく作業したいものです。そんな時はブリッブリでバッキバキな音楽はいかがでしょうか。
一心不乱に集中して作業したいといとき、ボクはPerfumeをヘッドフォンで聴きます。テンション上がってきてノリノリで身体でリズムとりながら作業はどんどん進んでいくんですよね。
今回は、梅雨と夏をノリきり、効率よく作業するためにお勧めする
「この夏からPerfumeを聴く人にオススメする名曲35選」をまとめてみました。
Perfumeでコレはハズせない代表曲12選
チョコレイト・ディスコ
2007年2月14日に発売されたシングル「ファン・サーヴィス[sweet]」のA面に収録された名曲中の名曲です。Perfumeは詳しくなくても「チョコレイト・ディスコ」は知ってる!好き!という方も多いと思います。
Youtubeをなにげに見ているときに出逢ったMVがこのチョコレイト・ディスコ。
あまりの衝撃で速攻PerfumeのCDを注文。Perfumeにハマるキッカケになった運命の一曲です。
バレンタインはみんな浮かれちゃって、教室がダンスフロアーに!って曲です。
中田ヤスタカ氏の「何かと何かを繋げるアイデア脳と乙女心満載な曲づくりのセンス」を強く感じた一曲です。
2012年9月12日発売のアルバム「Perfume Global Compilation “LOVE THE WORLD”」には「チョチョッチョチョッチョチョッチョチョッ」「ディディディスコ」とリミックスされた「チョコレイト・ディスコ(2012-Mix)」が収録されています。これがまた…カッコイイのです。
ポリリズム
2007年9月12日発売。Perfumeの知名度が一気に上がり大爆発した名曲で代表曲。
Perfumeがブレイクした記念の一曲です…書いているだけでも泣けてくる名曲。
NHKとACジャパン(旧:公共広告機構)の2007年度共同キャンペーン「リサイクルマークがECOマーク。」のCMソングとして中田ヤスタカ氏により書き下ろされた楽曲で、地球環境の保護と資源のリサイクルとを、男女の恋愛と重ね合わせているとのことです。
この曲が世に出るまでには様々な紆余曲折があり、制作者である中田ヤスタカ氏が全力で多方面を説得して完成させたという逸話があります。詳しくは下記リンク(Wikipedia)にて
ポリリズム (Perfumeの曲) – Wikipedia
チョコレイトでガーッとキタPerfumeポリリズムで大爆発。この時代に生きていて良かった…。
シークレットシークレット
2008年4月16日発売の2ndアルバム「GAME」に収録。
森永「Pino」2008年春夏CMタイアップされた名曲。Perfumeの3人にあどけなさが残る絶妙な年頃の曲です。
ナタリー – Perfumeの新作PVは「pino」CMとのシンクロ作
シークレット=秘密=人目につかずに夜に集まる=ネコの集会(笑)言葉遊び的連想から「シークレットシークレット」のダンスにはネコ的な動き要素がちりばめられています。
ちなみにPVの3:20頃に登場する赤い金髪の司会者、実はライムスターの宇多丸さんです。
Love The World
2008年7月9日発売された、Perfume=テクノポップを印象づけた超名盤「GAME」後初のシングルです。
MVにはモノクロVer.とカラーVer.があり、当初はモノクロVer.のみでしたが、タイアップの携帯電話のCM放映開始日(2008年7月26日)以降はカラーバージョンも使用されました。
この曲もハマりました〜。ブリブリバキバキした音ではなく、ミディアムテンポで聴きやすく気持ちのよいテクノポップで、大人への階段を一歩一歩上りつつあるPerfumeの清楚な部分をクールに表現している名曲です。
Dream Fighter
2008年11月19日発売のシングル。ブッリブリでバッキバキな曲が好きなボクは、この「Dream Fighter」が発表された当初は「当たり障りの無い無難な曲」だなぁという印象でした。がしかし、PerfumeのLIVE DVDで見て、iPhoneで聴いていくと名曲すぎて。すごく大好きな曲になりました。
2000年春に自主的に結成し、中学3年生になった2003年春に上京し、ひたすら夢に向かって頑張ってきた3人。そんなPerfumeが発するからこそリアリティがありとてつもなく強烈に勇気づけられるという応援歌。名曲中の名曲です。
ワンルーム・ディスコ
2009年3月25日発売のシングル「ワンルーム・ディスコ」待ちに待ったディスコ系第二弾です!
イントロからブリッブリな音圧ディスコサウンドで一人暮らしを始める新社会人に向けた応援ソングとなっています。歌詞はかなり軽い内容ですがディスコサウンドが秀逸でもちろんダンスもディスコしている名曲です。
ガール系が三部作あったのですが、まさかディスコ系第二弾がくるとは思わなかったので衝撃的でした。
Night Flight
2009年7月8日発売の3rdアルバム「⊿」(トライアングル)収録曲。
森永「Pino」の2009年春夏CMタイアップ曲でPerfumeがCA(客室乗務員)に扮したCMとPVが話題になった名曲です。
NIGHT FLIGHT – Wikipedia
ナタリー – Perfume「ピノ」新CMでキャビンアテンダントに挑戦
Night Flightというだけに、ダンスは飛行機に関連した振り付け。CAがマイクを使う様などを盛り込んだり、飛行機の操縦、配膳したり、なまめかしく挨拶したり、このダンス…大好きです。
不自然なガール
2010年4月14日発売の両A面シングル。
ガール系第三作目の名曲でバッキバキなダンスチューンです。
「不自然なガール」だけにMVのしょっぱなから手と足がどうなってんだかわからない不自然さ。幾何学模様の中にPerfumeとダンサーが不自然な動きで翻弄してくれます。
なにげにCGはいっさいナシでダンサーも実際に居るし、セットも製作してるという素晴らしさ。こういう仕掛けでファンの意表をつく製作サイドの「あざとさ」が大好きです。
ねぇ
2010年11月10日発売、Perfume出演CM「NATURAL BEAUTY BASIC」で使用された名曲です。
この曲はMVの為にあると言っても過言ではないくらい、大人っぽいPerfume9人(!?)の見事な映像美です。
アパレルのタイアップということで、女子の服→キメ服、勝負服→デートというコンセプトだと思われます。
秀逸なのは曲の冒頭と間奏部分で炸裂するPerfumeの足技です。デート前のワクワクドキドキで準備にせわしない乙女心を上手く表現してるなぁと感動すら覚えます。のっち、かしゆか、あ〜ちゃんが3人づつに増えてダンスしたり、曲の終盤の3人が振り向き様にするキメ顔だったり、見所聴き所満載です。
レーザービーム
2011年5月18日発売の両A面シングル。
MV撮影時に東日本大震災が発生。MVは撮影された部分のみのショートVer.で発表されました。
ストレイトな視線は心を突き刺すレーザービーム」という素晴らしいコンセプト。
キリン「氷結」のCM曲で「ストレート」「シュワり」などのサワーをイメージさせるキーワードや、イチローの送球(レーザービーム)の振り付けなども組み込まれています。ちなみに、フルVer.のMVは4thアルバムの「JPN」の初回限定版のDVDに収録されました。Perfumeの3人が「大人になってきたなぁ」と感じた名曲です。
Spring of Life
2012年4月11日発売で、ユニバーサルミュージック移籍第1弾シングル。さらに専用レーベル『Perfume Records』からのリリース第1弾作品という記念碑的な超名曲です。
曲はガッツガツのハードテクノポップで気分がバッキバキに上がる楽曲です。このMVがまた傑作。Perfumeは古くさい機器から生み出された笑顔も感情もないアンドロイドで、次第に恋する乙女心が生み出され、笑顔を手に入れた3体はついに自由になろうとするが…という、切ないロボットストーリーです。
お目目ぱっちりメイクの3人が純白のLED組み込みドレスでバキバキに踊りまくり。
サビでは両サイドに二人を配置させ真ん中からドヤ顔で前に繰り出してくる、あの振り付け大好きです。もうコレでもかって言うくらいドヤ顔の3人が最高にクールで面白いです。
この楽曲は超名曲な「エレワ」にちょっと通じると感じていて、「エレワ」が近未来、ロボット的というPerfumeのベースを生み出した楽曲で、この「Spring of Life」では「エレワ」で確立したPerfumeの近未来感とロボット感に、女性らしさという人間味や切なさを加味した「アンドロイド感」を加味し、近未来路線を洗練して突き詰めたような世界観を生み出してくれた楽曲だと感じます。つまるところ「エレワ」の後継的名曲として、めっちゃくちゃ楽しんで聴いています。
Magic of Love
2013年5月22日発売、カンロ「ピュレグミ」CMソングです。
音圧ばりばりなミディアムテンポの楽曲で、「恋の調味料」「魔法」「甘い恋」「一粒の恋」などのキーワードがコンセプトの名曲です。MVは幾何学模様のトリックアート的な部屋の中でPerfumeがダンスします。
2:20〜のっちが紙吹雪をふりまく所から2:38あたりまで、Perfumeが逆再生ダンスをします。さすがに難しいらしくのっちがズレて遅れたり、あ〜ちゃんやかしゆかの動きがぎこちなくて笑えます。
Perfumeの醍醐味は恋心きゅんきゅん乙女ハウス7選
パーフェクトスター・パーフェクトスタイル
2006年8月2日に1万枚限定生産でリリースされた後、2007年2月14日に通常盤として発売されたメジャーデビュー1stアルバムにしてベストアルバムという素晴らしいアルバム「Perfume〜Complete Best〜」に収録された乙女ハウスの名曲。何度でも言う!デビューアルバムがベストアルバム!中田ヤスタカ氏が生み出すPerfumeのための乙女ハウスの頂点に君臨する名曲!ザッツ名曲!
Perfume〜Complete Best〜 – Wikipedia
「4つ打ちでブリブリやられちゃうと、どうしたってアタマぶっ飛ぶほどノリノリで踊っちゃうぜ!」って楽曲です。さらにPerfumeの3人がこんな乙女ハウスを演じるなんて、もうパーフェクトですよ、あなたはパーフェクトスターですよ!
Twinkle Snow Powdery Snow
2007年2月14日に発売されたシングル「ファン・サーヴィス[sweet]」のB面に収録された名曲です。忘れちゃいけない「乙女ハウス」史上最高傑作のひとつである「Twinkle Snow Powdery Snow」は超名曲「エレワ」の半年後に発売され、MVは「エレワ」の世界観を完全に踏襲している激名曲です。
ファン・サーヴィス[sweet] – Wikipedia
この頃はあ〜ちゃんがぽちゃっとしてて、かしゆかは透明感がスゴくて、のっちは体育系っぽくて、若い若いPerfumeです。このVideoは1st DVD「ファン・サーヴィス[bitter]」に収録されていますが、初めて見た時のPerfumeと楽曲の衝撃は凄まじすぎました。サクサク切り替わるカメラワークもテクノハウスにぴったりでテンションを下げない見事な演出だと感じました。Perfumeのスタッフは素晴らしい仕事をしてボクたちファンを楽しませてくれるのです。ありがとうございます。
SEVENTH HEAVEN
2007年9月12日発売「ポリリズム」のカップリング曲「SEVENTH HEAVEN」です。Perfume史上いや、乙女ハウス史上最高位に君臨すると思われる究極の名曲です。
ポリリズム (Perfumeの曲) – Wikipedia
冒頭のサビからやられちゃいます。「私の斜め上、やさしく見下ろして、おでこをなでるの〜」とか作詞しちゃう中田ヤスタカ氏(男子)のスペシャルな乙女心を、Aメロのトップからかしゆかに歌わせるという快挙。2:54の泣きそうになるのを顔を叩いてこらえるあ〜ちゃん。「からだの力が抜けてくの〜」と体をぷるぷるさせるダンス。見所聴き所満載過ぎて手が付けられない「SEVENTH HEAVEN」は男でも乙女心を感じて泣けてくるほどの名曲なのです。
Baby cruising Love
2008年1月16日リリースされた両A面シングルです。「ポリリズム」路線が続くと思いきや、以外にもキャッチーなミディアムテンポな楽曲で、延々と続く道をクルマでクルージングしているかのような128BPMという気持ち良いテンポが最高な神名曲です。
MVでは、手に持った光源の軌跡が流れる様が美しくインパクト大です。
この曲も大好きだしMVも大好きだし、一度聴くと頭の中でループしっぱなしになる名曲です。
マカロニ
前出「Baby cruising Love」と両A面で発表され、メンバーひとりひとりとデートしているかのようなMVに、恋心が大爆発、見事にPerfumeの虜になってしまう名曲です。
このMVは「A-CHAN Version」「KASHIYUKA Version」「NOCCHI Version」とひとり毎のVer.があって、アルバム「GAME」のDVD に収録されています。全く違うPerfume3人の個性がよく表現されているMVです。かしゆかのキュートさと、あ〜ちゃんのキュートさは違うし、のっちの女子女子していない男気的(ボーイッシュだ)な強さも感じ取れます。ちなみにボクはかしゆかVer.にきゅんきゅんやられちゃいました。
I Still love U
「私は今もアナタの事が好きです」なちょっと大人のビターな失恋ソング。
Perfumeが大人の心情を見事に表現している傑作な名曲です。MVはフレームに終始クールな表情の3人のアップで構成されています。曲の中盤からかしゆかが「くすぐったいような、痛いような」表情に変化します。続いてあ〜ちゃんも「いたたたたた」的な表情になります。のっちは耐えきりつつ「ッ〜」と我慢の表情。
⊿ (アルバム) – Wikipedia
実はこの3人、楽曲の後半から「足つぼ」やられちゃってます。痛がってるけどクールな表情で歌おうとする3人を見てるとだけで楽しくて笑っちゃいます。
好きな人に振られちゃった失恋ソングの暗いクールなイメージの楽曲と足つぼで爆笑なギャップのアイデアが秀逸な名曲です。
微かなカオリ
2011年5月18日発売「レーザービーム」のカップリング曲。
オルゴールでメロディラインをなぞるイントロ〜ピアノ+4つ打ち+甘い声+シンセのメロディアスでミディアムテンポな、中田ヤスタカ流「乙女ハウス」の醍醐味を味わえる名曲です。
「ねぇ、ふわって香る秘密の恋に、君は気づいてくれたかな」と、Perfumeに(特にかしゆかに!)歌わせる中田ヤスタカ(男子)の心はもう「Theハード乙女」これほど女子力を発揮できる作家はなかなか見当たらない。男子が作った女子力爆発な名曲です。
ブリッブリバッキバキな激ヤバダンスチューン6選
リニアモーターガール
2005年9月21日発売のメジャーデビュー1stシングルです。
この名曲からPerfumeのサイバー路線「近未来三部作」が始まります。
近未来三部作の中でも、アイドル路線が残っている楽曲。
近未来テクノポップという素晴らしいアイデアをどのベクトルに導くべきかを決めるべき試金石的名曲という感じがします。ブリッブリッでバッキバキな路線に振り切る勇気が感じられない。まだアイドル的なカワイイ感を残している。しかしこの「リニアモーターガール」が生み出されてこそ「コンピューターシティ」「エレクトロ・ワールド」というPerfumeを決定づける代表曲に生まれたと思うと感慨深い名曲です。
コンピューターシティ
2006年1月11日発売のメジャーデビュー2ndシングル「近未来三部作」第二作目。
甘い女性ボーカルに4つ打ちのバスドラムとピアノやアコギなどのストリングスを兼ね備えたサウンドの、いわゆる「乙女ハウス」というキーワードを代表する至極の名曲です。
リズムが単調なのですが、アコギの音がリズムに乗ってくるので、かなり心地良くて長く聴いていても飽きる事がなく、どこまで聴いたのか、いまどこを聴いているのか、わからなくなるような錯覚を覚える不思議な曲。
「エレクトロ・ワールド(後述)」が終わった直後、間髪入れずに「コンピューターシティ」に繋げるときがあり、ライブ会場のボルテージが一気に上がりまくるほど超絶ライブアレンジ(2nd DVD「Perfume First Tour 『GAME』」に収録されています)
エレクトロ・ワールド
メジャーデビューから続いた「近未来三部作」の完結曲「エレクトロ・ワールド」
この名曲はPerfumeのブリッブリッでバッキバキな曲の代名詞です。
打ち込み系の楽曲をバッキバキなサウンドにするにはどうするか。
その答えが、ディストーションギターを多用しコンプレッサーで音圧を上げまくったエレクトロ+テクノ+ギターロック「エレクトロ・ワールド」なのです。
通称「エレワ」。ボクがPerfumeで一番好きな超激神名曲です。この名曲以上の名曲には未だ出逢えていません。それくらい名曲です。
めちゃめちゃ大好きです。聴けば必ず元気になりテンションが上がる超激神名曲です。
GAME
2008年4月16日発売のPerfume初のオリジナルアルバム「GAME」に収録されている表題曲。バッキバキの強烈な攻撃的サウンドが最高な名曲。
GAME (Perfumeのアルバム) – Wikipedia
この名曲は、耳で聴くだけではなくLIVE DVD で3人のパフォーマンスを見ることが必須。のっちの力強さ、かしゆかの妖艶さ、あ〜ちゃんの不思議さが三位一体に高次元でまとまっている素晴らしい楽曲。というか既にアートの領域。
edge
2008年7月9日発売のシングル「Love The World」のカップリング曲。
エッジ効きまくりなキレッキレの鋭いサウンド。ライブでは1人づつ背後に巨大なモニターシステムを配置しブリッブリにダンスしている名曲です。
GAME (Perfumeのアルバム) – Wikipedia
この曲もGAME同様にLIVEパフォーマンス必見が素晴らしい楽曲で、見事なのはその歌詞。
「だんだん好きになる、気になる、好きになる」
というフレーズがリフレインし続け次第に変わっていくリズムの後に、
「だれだっていつかは死んでしまうでしょ。だったらそのまえにわたしの、いちばんかたくてとがった部分を、ぶつけて see new world」と楽曲がガーッと変化していく。
もう素晴らしいパフォーマンスなのですよ。パフォーマンスも楽曲もエッジがぶっとんでます。
FAKE IT
2010年11月10日発売「ねぇ」のカップリング曲。
「世界で一番好きな的な」「あなたしかいらない的な」「あなたのために生きるわ的な」コトなんて言わないわ絶対。っていう好きで好きでどうしようもないけど、絶対言わないという「ツンデレ代表=かしゆか」な名曲です。
当初、この曲はMVがなかったのですが、撮影はファンクラブ『P.T.A.』の会員から400人を招待し、横浜BLITZにて行われました。
サビのダンスが秀逸で、ツンデレで複雑な爆発しそうでもどかしい乙女心を、髪と体を激しく振り乱して表現するわけですよ。この「ぶっ飛びまくってる感」に酔いしれるのが好きなんですボクは。
Perfumeの遊び心系言葉遊び系チューン4選
Zero Gravity
2009年7月8日発売の3rdアルバム「⊿」(トライアングル)に収録された名曲。
Zero Gravity(無重力)からの解放をコンセプトに、チャレンジしようよ的応援歌となっております。スムースでおしゃれな都会的サウンドで、JAZZやBossaを思わせる不思議な浮遊感を感じます。ゆったりと空を漂っているような、ルーンと飛んでいるような不思議な浮遊感はまさに「Zero Gravity(無重力)」。すげぇ好きなグルーヴ感です。
思うように歌えないあ〜ちゃんがもどかしさを爆発させ「歌いたいように歌う」ことで中田ヤスタカに謀反らしき反発を見せるが、結果、あ〜ちゃんの甘味な歌唱法がサウンドに素晴らしくマッチした神懸かり的な傑作です。
アルバム「⊿」(トライアングル)では「Zero Gravity」の浮遊感を味わい終えた次の曲が失恋ソング「I Still love U」で見事に撃ち落とされ叩き付けられます。
この乱高下さえも計算された楽曲。素晴らしい名曲です。
575
2010年8月11日発売のシングル「VOICE」のカップリング曲「575」です。
「この恋は 負けたくないの Give it Give it up」ギミギミア〜(5文字)と歌います。
歌詞を5,7,5の俳句形式で繋げていく言葉遊びの名曲です。
VOICE (Perfumeの曲) – Wikipedia
AメロBメロと575形式が続くと、いきなり言葉数が増えてラップ形式になります。Perfume初のラップです。この緩急の遊び幅も面白く楽しさ倍増です。
この曲は小室哲哉氏が絶賛していて、製作者の中田ヤスタカ氏も共に「リード曲(A面)でも良かった」と言っている、隠れた名曲です。
Spending all my time / ポイント / Hurly Burly
2012年8月15日発売のシングル。
「Spending all my time」という歌詞の繰り返し。ちょびっと日本語歌詞が入るが、メロもサビも基本は繰り返し。曲は超洋楽。Perfumeの海外進出の為に書き下ろした名曲です。
ナタリー – [Power Push] Perfume「Spending all my time」インタビュー (1/4)
「Spending all my time」それほどのパワーのある曲ではないですが、カップリングが良曲でシングルとしてうまくバランスをとった作りだと思います。
「ポイント」はバス&ドラムが高速でつくるテクノ。「恋の奇跡が始まるポイント」がコンセプト。Perfumeの基本を押さえた安定感抜群の楽曲です。
3曲ともいままでのPerfumeの基本を押さえつつ「超洋楽」「ユーロのクラブミュージック」を組み込んだ世界進出用の音づくりです。「Hurly Burly」はほんとに体が動きだすよ。
だいじょばない
2013年2月27日発売の「未来のミュージアム(映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館の主題歌)カップリングされた名曲です。
ナタリー – [Power Push] Perfume「未来のミュージアム」インタビュー (1/4)
なんとPerfumeが映画ドラえもんの主題歌を担当する事になるとは夢にも思いませんでしたが、中田ヤスタカ氏が作り出した素晴らしい「ファンシーテクノ」は見事に子どもたちの心をグッと鷲掴み。シンプルに聴こえるけど沢山の音がキラキラ輝いています。ウチの5歳のムスメは「未来のミュージアム」をずーっと聴いています。
本題の「だいじょばない」ですが、「曲名がきゃりーっぽい」と思いましたが、中身はまったくPerfumeです。無機質なヴォーカルにオートチューン、声のサンプラーで遊びまくってる、久々にPerfumeらしいピコピコでビービーでデデデデトゥントゥンなアッパーチューンです。
シングル「未来のミュージアム」で、Perfumeの振り幅がスゴく広がりました。
Perfumeの歴史を彩るライブを締め飾る歴代の名曲6選
Perfume
1stアルバム「Perfume〜Complete Best〜」に収録。メジャー初期のPerfumeのLiveのラストに歌われていたアーティスト名を飾る重要な名曲。
「Pa・Pa・Pa・Pa・Pa・Pa・Purfume」とテンポに合わせて手のひらをパッパッパッとする。
会場のみんなでパッパッパッするので非常に一体感が生まれるため、LIVEのラストを住めるにふさわしい楽曲です。
wonder2
2006年6月28日発売シングル「エレクトロ・ワールド」のカップリング。1stアルバム「Perfume〜Complete Best〜」に収録された名曲。
「Perfume」と並ぶ初期の重要曲でミディアムテンポのハウスです。LIVEではPerfumeとファンのみんなで手を振り一体感が生まれます。この曲では大抵、あ〜ちゃんが号泣しています。
Puppy love
2008年4月16日発売のPerfume初のオリジナルアルバム「GAME」の最終曲として収録。
PerfumeのLive名物である「PTAのコーナー」で「上下上上」「下上下下」と始まる振り付けの練習。これが終盤に歌われる「Puppy love」で会場全員でダンスする振り付けです。テンポが速い楽曲なので送れるファンもいるくらいですが、会場の一体感が素晴らしいことになる名曲です。
まぁ大抵、あ〜ちゃんがウルウルする名曲です。
願い
2008年11月19日発売のシングル「Dream Fighter」のカップリングでストリングスを多用した壮大なスケールを感じるバラード。
バイオリンやピアノの旋律とテクノとポップなバラード曲で、LIVEではPerfumeの3人がマイクで歌い上げます。
「一番大事な気持ちに嘘はつかないと決めた。遠回りをしたけれど、これが本当の願い」この歌詞!本当に泣ける名曲です。
心のスポーツ
2011年11月30日発売の4thアルバム「JPN」に収録。
アルバム「JPN」は全体的に明るめキラキラでポジティブな楽曲が多く、等身大のPerfumeを感じさせる良質なポップアルバムとなってます。
ナタリー – [Power Push] Perfume (1/3)
なかでも「心のスポーツ」はまさにポジティブ代表と呼べるほどの傑作です。
「恋はきっと、そうねきっと、心のスポーツなんだよね Love」ですよ。
「運動不足〜〜なのっ」ですよ。超ポジティブです。
LIVEでは「〜〜なのっ」でブーイングポーズをするのですが、かしゆかのブーイングがもうキュンキュンしちゃうわけですよ。37歳のオッサン(ボク)を虜にするブーイングですよ。
LIVE DVD「Perfume 3rd Tour JPN」では「心のスポーツ」で本編終了。
なんとあ〜ちゃんが泣かずに素晴らしいコメントで締めくくります。
あ〜ちゃんが泣かない物足りなさを感じていると、このDVDのエンディングのスタッフロールで、
LIVE中にPerfumeに内緒の花火があがる映像が流れるのですが、ここで、あ〜ちゃん号泣。
号泣しつつもスタッフ側の予算を心配し「あれたぶんいっこでいくらすんじゃろ〜」とスタッフ側の苦労をねぎらうのですよ。
でも頭の回転が速いので「あの花火のように、バンバンバンッってもっともっと打ち上がりたい。Perfumeはまだまだね、やっていきますんで、どうぞ見守ってください」とあ〜ちゃん節炸裂。
ここでボク号泣。泣ける名曲。
MY COLOR
2011年11月30日発売の4thアルバム「JPN」に収録された名曲。
ベースがバッキバキにカッコイイ楽曲です。「手のひらが世界中繋がるウィンドウ」「人から人へ繋ぐコミュニティ」など、スマートフォンで広がる世界やコミュニティがコンセプト。「乙女ハウス」と言っていた頃が懐かしいほどスケール感が大きくなってきたことを感じる楽曲です。
LIVE では、あ〜ちゃんが「1回しかないからね」と盛り上げつつ、
イントロ出だしの一音にあわせて、会場全員がバッと手を上げる。これが素晴らしく美しい。
手のひらをメインにした簡単な振り付けで、LIVEの最後に繰り出され会場全体が一体感に酔いしれる素晴らしい楽曲です。
野外フェスでも行われたようで、Perfume知らなかった人も惚れ惚れするほど美しい演出だったようです。
まとめ
「この夏からPerfumeを聴く人にオススメする名曲35選」いかがでしたでしょうか。
Perfumeがカンヌライオンでパフォーマンスし、すっかり嬉しくなっちゃって記事をまとめてみた次第です。
Youtubeの公式チャンネルしか埋め込みリンクできませんが、Perfumeの名曲をもっと聴きたい方はアレとかアレなどをググって頂ければと思います。
iTunesで試聴できるようにリンク貼りましたのでご利用ください。音を聞いてみるとよりいっそう名曲達の世界観を感じ取ることができると思います。是非聴いてみてください。
Perfumeを聴く事で、テンションが上がったり、ノリノリになって作業効率が上がったり、身体が動きだしてワクワクしてきたり、何かしらちょっとでもいい事が起きると思います。
今回はかなり長い記事になってしまいましたが、最後まで読んで頂いて本当にありがとうございました。このブログも多少なりとも何かのお役に立ちたい。どうぞ見守ってやってください。ありがとうございました。
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