写真のバックアップを考える
先日はiPhotoの写真を外付けHDDに移動しました。
iPhoto Libraryを外付けHDDに移動して別アカウントのLibraryと統合するカンタンな方法
仕事などの作業データや音楽ファイルは最悪でも作り直したり復元できますが、大切なその瞬間を切り取る写真データは復元できないシビアなデータです。間違っても消えてしまわないようなリスク回避手段が必要です。
リスク回避の方法としては、写真データを外付けHDDに移動、本体のシステムと切り離し、バックアップとしてTimeMachineを利用します。外付けHDDとTimeMachineのHDDの両方に写真データを保管することができます。
念には念をいれて、FlickrをProアカウントにしてクラウドへのバックアップすることにしました。
フリーアカウント(無料) | プロアカウント(年間 $24.95) | |
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アップロード枚数(写真) | 制限なし 最新の200枚のみ表示される。 |
制限なし |
アップロード容量(写真) | 300MB/月(1枚15MB以下) | 無制限(1枚20MB以下) |
アップロード枚数(動画) | 2本/月(上限:90秒/150MB) | 制限無し(上限:90秒/150MB) |
グループ | 10グループまで写真の投稿が可能 | 60グループまで写真の投稿が可能 |
写真保管サイズ | 長辺1024pxまで。オリジナルは保存される。 アクセスにはプロアカウントが必要 |
オリジナルサイズで保存が可能 |
HDビデオ | 再生できない | 再生可能 |
写真の置き換え | できない | 可能 |
広告表示 | 表示される | 表示されない |
アクセス解析 | できない | 設定可能 |
iPhotoで管理してるRAWをjpegフルサイズでFlickrにアップする方法
写真データはiPhotoから直接Flickrにアップロードできます。kiss x4のRAWで撮影しiPhotoに読み込んで管理していますが、どうやら元がRAWのデータをアップする場合、アップされるjpegデータが1024pxになってしまいます。iPhotoからのアップロードはFlickr Proアカウントの設定ならないのかもしれません。
この現象を回避して元がRAWのjpegデータをフルサイズでFlickrにアップロードできる方法があります。Flickrのサイトからアップロードするのです。
FlickrのアップロードがHTML5にタイプしたため、アップロードページに直接、iPhotoの写真をドラッグ&ドロップしてアップロードできます。この方法なら元がRAWのjpegデータをフルサイズでアップロードできます。
FlickrのProアカウントにすることで、RAWフルサイズのjpegを容量無制限でアップロードできるようになりました。40,000枚以上の写真データがあるのでSetを作って管理することにしました。2012_06とか2012_07などの各年の各月毎にSetを作りました。このSetだとiPhotoより管理が簡単で探しやすい。
外付けHDDとTimeMachineのHDD、さらにクラウドであるFlickrに写真データを保存しました。MacBookProのHDDは空き容量が220GB程度確保でき、写真が消えてしまうことへのリスク回避もできた。Flickr Proアカウントの約$25/1年という金額でこの安心感を得られるのは嬉しいコトです。
この夏は、Flickr Proで写真管理。いかがでしょうか。
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